About
古木 裕子
yuko furuki
わたしのつくるbag
手に取るたびに、
気持ちがふわっと持ち上げるバッグ。
綿と麻の布を、
独自に調合した染料で染め、
デザイン、裁断、縫製と、
すべて、ひとりでバッグを仕立てています。
染めたり、
洗いをかけた布は、
ざっくりとした素朴な風合いになり、
そんな布の手触りがとても好きです。
その布に、
経年変化にも愛着が湧くような、
革や真鍮製の金具を組み合わせて、
長く愛用できる、
丁寧な仕立てを大切にしています。

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手仕事のはじまり
手を掛ける
婦人服の仕立てをしていた母。
ミシンや糸、布などが、
子供の頃からいつも身近にありました。
手を動かし、
一枚の布から形になっていく、
おもしろさ。
そして、
身に着けた時の心地よさと
気持ちが持ち上がる感覚。
そんなことが、
今のわたしの布仕事に繋がっている気がします。
布仕事のはじまり
欲しいものが見つからなくて、
作りはじめたバッグ。
はじめて作ったのは10㎝角の正方形のフェルトを
接ぎ合わせて仕立てた、手縫いのバッグでした。
そのバッグは、
意外にも素敵ねと声を掛けられ、
「仕事にすればいいのに」って。
「そっかぁ。」と、
その時はすとんと思えなかったけど・・・。
不思議です。
今も布仕事を続けています。
1982年 東京都生まれ
独学ではじめた布仕事。
2006年 埼玉県にある自宅の一室、
小さな工房にて、制作、発表をはじめる。
現在、個展、企画展、クラフトフェアなどで活動。
